コロナ下の3年、死者13万人増 流行前の水準コロナ以外の死者数が予測値よりも13万5千人多かったことが明らかに - コロナの影響が明らかになる、医療逼迫も影響か
- 浩二 橋本
- 2023年5月7日
- 読了時間: 1分
更新日:2023年5月9日

厚生労働省研究班によると、2020年からの3年間で、コロナ以外の死因を含めた国内の死者数が、流行前の水準をもとにした予測値よりも13万5千人多かったことが明らかになった。
このことから、コロナ感染症が社会に与えた影響が明らかになった。
また、人口当たりで見ると、感染が広がるにつれ、地方で多くなっていた。
この3年間に、都道府県からコロナの死者として報告された数は約5万7千人で、直接コロナで亡くなった人のほかにも、コロナに感染したことで持病が悪化したり、長期の自粛で衰弱したり、医療逼迫や受診控えのために必要な治療が受けられなかったりして亡くなった人が多かったとされる。
死因別では、循環器の病気、呼吸器の病気、老衰などの増加が顕著だった。人口当たりの死者は、初期に感染拡大が目立った都市部よりも、地方で多くなっていた。
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